コンサートツアー 2000〜2001
「STARS」 19公演目
At 宇都宮市文化会館 on 2000.5.20
〜踊る寺田さん、悩殺健ちゃん〜
セットリスト |
M0:Overture“Stars” M1:Northern
Lights〜輝く君に〜 M2:夢伝説 M3:今夜だけきっと M4:木蘭の涙 M5:夜更けのリフ M6:会えないよ M7:ふるさと M8:マシュ・ケ・ナダ M9:不思議なチ・カ・ラ M10:Stay My Blue〜君が恋しくて〜 M11:トワイライト・アヴェニュー M12:追憶 M13:1%の物語 M14:Baby it’s you M15:もうチョットだけ何か足りない M16:WHAT A WANDERFUL NIGHT M17:NO!
NO! Lucky Lady M18:と・つ・ぜ・んFall in love M19:ふたり EC1:クレイジー・ラブ EC2:銀座カンカン娘 EC3:東京ブギウギ EC4:Stars |
M7・M9・M18:日替り楽曲 M13・M14:栄光のスタッフリクエスト楽曲 |
◆ 開演前
ちょっと遠出の、宇都宮公演。雨の中、車で会場に向かった。皆で遠出して、コンサートに行くのも、実に楽しい。
会場に着いたのは、開場時間も押し迫った頃。駐車場に車を止めて、会場に入る。開場予定時刻より早目にオープンしていたので、会場に入り、開演を待つ。
今回の座席は、16列目のど真ん中。位置としては、ステージ全体が見渡せ、大変見やすい場所。なかなか、ど真ん中の席にもあたらないので、座席としては、良かったと思う。
◆ 本編前半
1曲目の「Northern Lights」から、10曲目の「Stay My Blue」までを本編前半とする。
開演時間(18:00)を少し回った所で、「Overture “Stars”」が、かかり、歓声が湧き起こる。幕が上がり、メンバーが登場するというのは、いつもと同じ。
「今夜だけきっと」の後のMCで、要さんは、ツアーの話しをする。ツアーは来年まで続くので、「ハハハ」と笑いをつける要さん。「なんだ?」と思っていると、「『鬼が笑う』。来年の話しをすると鬼が笑うって言うでしょ?」ということらしい。
突っ込んで欲しいという、「木蘭の涙」から「会えないよ」までの、バラード3部作(と、今回要さんは言っていた)の後、メンバー紹介を含めたMC。メンバーが、前に移動してくると、「あ、お待ちかねの、ラインダンスですね」と要さん。すると、寺田さんと、健ちゃんがラインダンスの真似を軽く披露。寺田さんが、このような行動をとったことに、驚く要さんと健ちゃん。「寺田が踊った」と、一言漏らす要さん。さて、ここで、メンバー紹介かと思いきや、「もう、私はメンバー紹介飽きました。だから今回は軽く行きます」と、要さんは言い、メンバーの名前を順に紹介。その後、宇都宮をリサーチしてきたという要さんは、その結果から、宇都宮は、「カクテルの街」だという。そこで、これにちなんでの、お題発表(この時点で、「な〜んだ。結局いつもの様にやるんじゃない」と思った私)。今回は、「私の好きな飲み物」。解答順は、柿沼さん、寺田さん、健ちゃん、VOHさん、要さん。
柿沼さんは、答える時に、「柿沼はいつも復唱するんだよなぁ」と、要さんに言われながら、「ソルティードックとかですか?」と一言。「それ以外は?というか、柿沼全然酒飲めないジャン」と、要さん。「いや、ほらカクテルにちなんでっていうことで」(ちなみに、要さんは、さんざん、「カクテルの街」なんだからねと言っていた)と、柿沼さんは言い、さらに「ゆず系の飲み物」と続ける。この解答に、メンバー一同、「は?」という顔。「ゆずレモンとかですね。高知(だったと思う)に、『ごっくんうまじむら』って言う飲みもの(ゆずレモンの飲み物らしい)があって、あれが凄くおいしい。だからこれ!!」と、柿沼さん。「…。最初っからそう言えよ」と、要さんが言うと、「ほら、『ごっくんうまじむら』じゃ、なんだかわからないでしょ?だから説明として…」と、柿沼さん。
続く寺田さんは、「カルーアミルク。あ、コーヒー牛乳も好きですね」と解答。
3番手の健ちゃんは、「フローズンマルガリータですかね。カクテルでは(一応、「カクテルの街」にちなんでの選択らしい)。でも本当は、ロイヤルホスト(ファミリーレストラン)の、『パラダイストロピカルティー』、パラトロですよ。パラトロ」と、解答。
4番手のVOHさんは、「酔い覚めの水。これが1番美味いね」と、解答。
最後の要さんは、映画の影響で「マルガリータ」と解答。ちなみに、同じく映画の影響で「ホワイトロシア」を飲んだらしいが、凄く甘いお酒らしい。
ア・カペラコーナーの1曲目は、「うさぎを食べちゃうやつですね」と要さんが言った、「ふるさと」(そういえば、今回は、ア・カペラ1曲目にメンバー紹介のお題を絡めていなかったな)。もう1曲の日替りは、「不思議なチ・カ・ラ」。コーラス指導付きの、「マ・シュケ・ナダ」では、相変わらず爆笑のコーラス指導。
◆ 本編後半
「世にも奇妙な恋物語」では、ご当地ネタをふんだんに織り交ぜた内容になっていた。
「栄光のスタッフリクエストコーナー」で、今までリクエストされたアルバムの看板が裏返されると、「いや〜もうこんなにやったのか」と思ってしまった。ラジコントラックの動きも、操作が慣れたせいか、スムーズになっていた。要さんは、手紙を受け取り、「さて、今回は何でしょう。だいたい、うちのスタッフの選定理由はさ、青森の時なんか、ジャケットが林檎っぽいって言うことから『SOLA』でしょ?秋田の時はさ、かまくらっぽい(やはりジャケットが)ということで、『ONE&MILLIONS』だと、話す。要さんは手紙を読み、今回のリクエストを発表。今回は、銀座山野楽器のインストアイベントでも披露された、「VOICE」から。選んだ理由は、1986年に行われた、宇都宮市の成人式の式典に、スタレビがゲストとして出演。その年に発売されたのが、このアルバムということらしい。曲も発表され、メンバーは演奏準備にとりかかる。なお、今回の手紙の追伸は、「根本さん、3日後には、43歳のお誕生日ですね」だった。これを読んだ要さんは、「今日は42歳最後のライブですね」と一言。
「NO! NO! Lucky Lady」では、新しい振り付けが登場。「Because you make me so〜♪」の、部分。以前からも、この部分に振りはあったものの、お客さんを始め、メンバー自体も公樹さん考案の振りをはっきり覚えていない人が多いため、ばらつきがあったところ。そこで健ちゃんが、非常に簡単な振り付けを持ってきたが、どうも、いまいちな振り付けだと思う。格好良さに欠けるなと思ったのは、私だけだろうか?どう考えても、公樹さん考案の方がいいので、出来ればこの振り付けではなく、公樹さん考案を若干アレンジした形にすればいいと思う(それともメンバー自体が、全くこの部分の振り付けを覚えていないのだろうか)。私としては、この新案での定着は、正直な所、少し嫌。
◆ アンコール
「クレイジー・ラブ」では、健ちゃんの悩殺的な振り付けが見物。ツアー初日から、悩殺的な動きをしていたが、今回はさらに拍車がかかっていた。鍵盤を弾きながら、悩殺的に動く。こんな健ちゃんに、注目せずにはいられない。また、この曲の時、ある女性ボーカルを思い出す。ミッチーのバックをつとめる、伊藤理枝ちゃんだ。彼女が、この曲に合わせて踊る風景が、頭に浮かぶ。凄く、彼女が醸し出すセクシーさと悩殺ぶりがぴったりだなと、思う。まあ、実際に彼女が、スタレビのステージに立つことはないが、彼女の声もイメージとしてこの曲で浮かぶので、叶わぬ夢だが、見てみたい。
さて、大いに盛りあがった今回の公演では、とうとう要さんから、「まいった」の言葉が出た。ラストナンバーの、「Stars」の前で、メンバーから、客席に拍手が贈られた。ここでは、Newシングルの話もしており、モーニング娘。の、映画「ピンチランナー」の主題歌になっていることなども添えた。そして、最後の曲を演奏し、鳴り止まない拍手の中、メンバーはステージを後にした。
◆ チョット感想
初めて行った宇都宮公演。今回のお客さんには、おじさんが多く、他と比べ、男性のお客さんが、多かった様に思う。また、凄く盛り上がっていた公演だった。要さんは、「よく、『要さんはいつも楽しそうに歌いますね』って手紙とかで言われるんだけど、皆が楽しそうにしているから、こっちも楽しくなるんだよ。うちのステージは、他と比べて、お客さんに照明をたくさんあてるでしょ?みんな本当にいい顔してるんだよ〜」と、言っていた。まあ、結局の所、ステージと客席が、お互いに楽しさを伝えあって、お互いに影響され、より楽しくなっていく、そんな状況が、スタレビのコンサートにはあるのだろう。
帰りは、中華料理屋で、ラーメンと餃子を食べ(安くておいしかった)、家路についた。
次はしばらく間が空き、6月は、私はコンサートに行かない。そのかわり、7月に関東地区公演が多数あるため、コンサート巡りになってしまう。ちょっとハードな月間だな。